この2週間、自分の仕事の取り組み方について
再確認する機会がありました。
2人の方から日をずらして、ともみさんは何をやりたいのか?と
聞かれたのです。まるで、2人が申し合わせたかのように。
そのときにパッと頭に浮かんだ言葉が「職人気質」。
■職人気質
職人に多い気質。自分の技術に自信をもち、安易に妥協したり、
金銭のために節を曲げたりしないで、納得できる仕事だけをするような傾向。
(大辞林 第二版より)
職人タイプは、その仕事が本当に好きで好きで
自分の力だけで一生懸命取り組み、良いものを提供していれば
自ずと周囲からも認められる。それが信念。
私は職人タイプではありません。
職人タイプを否定している訳でもありません。
その昔、マーケティングリサーチの会社に勤め始めた頃
社長は法人化したばかりで、彼はかつて勤めていた会社に営業して
仕事を取っていました。
そして、当時スタッフは私を含めて4人いたのですが
社長が取ってきた仕事に対して文句を言うのです。
こんな仕事やりたくない!
って。
この声が社長の耳に届いたとき、彼が言い放ちました。
俺だってこんな仕事したくないよ。
でも、スタッフの給料を払うために、俺は頭を下げて仕事を取ってきたんだ
独立後の私には、かつての社長の言葉が骨身に染みます。
好きなことよりも、できること、着実なこと、可能性のあることを
私は優先していくのです。
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