10月10日(火)、韓食レストランスタッフための教育プログラムで
チョ・ヒスク教授の授業がありました!
この2年間、ワタクシの学びの源はほぼチョ・ヒスク教授です。^^
教授は、新羅ホテルなど有名ホテルで仕事を歴任されました♪
また、駐米アメリカ大使館の厨房でお仕事され
大韓航空ファーストクラスの料理監修もご担当。
韓国が誇る大家(テガ)でいらっしゃいます。
2年前に教授に知り合い、ずっと料理を習っていますが
デザートを学ぶのは初めてでした!
長芋団子。
長芋をすりつぶすで使うのかと思いきや、蒸してから
ゆず茶と米粉をまぶして焼き、松の実粉をまぶします。
さくっとした長芋の食感と、柚子と松の実の香りも楽しめました。^^
この長芋団子は、ピーナッツバージョン。
材料は日本でも手に入りやすいので、簡単に作れます~。
茶色いのがなつめ団子で、黄色はぎんなん団子。
生地にそれぞれなつめとぎんなんを練りこんで蒸し
栗の粉をまぶしています。
なつめは市販の干しなつめをさらにカラカラにして
粉末にしたものを使用しています。
見た目は地味ですが、香りが高くてほのかな甘さが
ちょうどよかったです。^^
こちらは、なつめ団子とぎんなん団子を巻き餅にしたバージョン。
中のあんは栗です♪
開城瓊團(ケソンキョンダン)。
韓国で全州(チョンジュ)が食の都といわれますが
南北が分かれる前は、開城(ケソン)で食文化が発達していました。
粉食(プンシク)で良く食べられているマンドゥも
開城(ケソン)が発祥ですよね~。
このキョンダンは、団子状に丸めたものを湯がいた後
小豆の粉をまぶして、黒蜜をかけています。
スプーンですくって食べる団子ですね~。
小豆と黒蜜の香ばしさが引き立っていて、日本人好みの味だと思います。^^
午後のメニュー。
真中は里芋をつぶして粉と合わせて焼いた里芋餅。
韓国で里芋というとトランタンしか思いつきませんが
デザートにも使えるのですね~。
そして、周りを囲んでいるのは緑豆を使った貧者餅。
広蔵市場で有名なピンデットクの元は、この餅なんだそうです。
緑豆の生地で、あんこを包み焼きしています。
ピンデトックって冷めるとどうしても不味くなりますが
冷めても美味しく作れる方法が、今回わかりました。^^
ナッツ入りのカルメ焼き。
韓国の屋台で良くみられるカルメ焼きが元です。
韓国の方たちは、小さい頃に自分たちで良く焼いたと言って
懐かしがられていました。^^
ごろごろと入ったピーナッツ、アーモンンド
カシューナッツ、ピスタチオ。
ナッツ好きとしては、たまりません~♪
米粉入り薬菓(ヤックァ)。
このレシピは、来日予定だったソ・ミョンファンシェフのものと
チョ・ヒスク教授が教えてくださいました♪
日本と韓国の粉が若干違うので、できあがりがパイみたいに揚がりましたが
サクサクとした食感が新しかったです~。
教えていただいた韓国デザートは、どれもシンプルで
無駄な飾りがありませんでした。
口に入れると、目が丸くなるほどの美味しさ。
味を引き立てるコツを教えていただきました~。
チョ教授のレッスンレポは、また続きます♪
★知英と一緒に”K-FOOD”女子会” ”お手軽購入&簡単レシピ”で心も身体も健康に!!
→ 10月2日(月)~14日(土)韓食レストランスタッフための教育プログラム
→ 10月29日(日)韓国菓子と伝統茶のプチセミナー スランジェ新大久保店 満席
→ 11月18日(金)~21日(月)白羊寺で作るキムジャンとマッコリ作りの体験ツアー
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◆継続中のお仕事
ナスラックキッチン 韓国料理ブログ執筆&レシピ担当
水刺齋(スランジェ) アドバイザー
大韓民国伝統飲食総連合会・東京支会 副会長
慶尚北道聞慶(ムンギョン)市観光広報大使