今日は慶尚北道(キョンサンプクド)ツアーのレポをお届けいたします!
2018年6月30日(土)。
次の目的地に到着する前に、八田靖史さんから見せていただいた料理本
「閨壼是議方(규곤시의방・キュゴンシイバン)」。
1670年にハングルで初めて書かれた料理本で
別名「飲食知味方(음식디미방・ウンシクティミバン)」です。
今回のツアー最大の目玉!
飲食知味方の再現料理を食べることが、一番の目的でした~。
韓国料理研究家の趙善玉(チョ・ソノク)先生も飲食知味方の料理に
魅了されて、日本で再現されていらっしゃいますよね。^^
韓国料理を生業としている方は、知っておいて損がないと思います。
(八田さんの資料によると)
飲食知味方(ウムシクティミバン、음식디미방)は、1670年頃に書かれた料理書。
載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村(두들마을)に伝わるもので、
1640年にこの村を開いた李時明(イ・シミョン、이시명)の妻、
張桂香(チャン・ゲヒャン、장계향)が子孫のために台所仕事の要点を
書き残したものである。
本書には当時の両班家庭で作られていた料理のレシピが
詳細に紹介されているほか、酒類の醸造法や、食品の保管方法についても記されている。
その項目は実に146種類にも及び、当時の食文化を知るうえでたいへん貴重な資料である。
また、『飲食知味方』より以前にも料理のレシピを記した文献はあるが、
それらはすべて漢文であり、ハングルで記された料理書としてはもっとも古い。
—–
ほんだもナスラックキッチンで記事を書いたことがあります!
英陽(ヨンヤン)にある飲食知味方(ウンシクティミバン)体験館は
正式名を「張桂香文化体験教育院(장계향문화체험교육원)」といいます。
広大な敷地ですね。
食事だけでなく、教育プログラムも準備されていました。
英陽(ヨンヤン)といえば、唐辛子が有名ですよね。
ですが、唐辛子を使わない両班料理がウリであるこちらの体験館に
歴史の流れを強く感じたのでした!
第13代宗婦でいらっしゃるチョ・キブン先生。
前の週に開催された観光フェスティバルで来日していたという話をされて
思わず・・・ピン!
ほんだのお隣のブースで、韓菓(確か)の体験コーナーを
担当されていらっしゃいました。
うぅ。あの時にご挨拶していたら・・・。
でも、私もあのフェスティバルで「ラッポキ」作っていましたって
お話しちゃいましたけどね~。
テーブルにのった上品さがただよう再現料理の貞夫人床(ジョンブインサン)。
ナバクキムチ以外は、唐辛子未使用です。
料理の詳しい説明は、後日改めてアップします!
→ 飲食知味方体験館
慶尚北道英陽郡石保面トゥドゥルマウルキル66(院里303)
054-682-7764
★9月8日(土)~11日(月)
★9月15日(土)~17日(月・祝)
聞慶市観光広報大使・本田朋美と行く生五味子エキス作りと伝統餅作りツアー
いつもクリックで応援いただき、ありがとうございます♪
▼つながるハングルLINE@
ご登録いただくとイベント等の先行案内が届きます♪
★アメブロ版!韓国料理研究家・ほんだともみのコリアンワールド
★知英と一緒に”K-FOOD”女子会” ”お手軽購入&簡単レシピ”で心も身体も健康に!!
→ 7月26日(木)韓国発酵食講座(テンジャン編) 残4名
→ 8月11日(土)第4回林シェフとのコラボ!夏の韓国料理を楽しむ会 残1名
→ 8月18日(土)韓国伝統茶講座 東洋美食薬膳協会
→ 8月19日(日)韓国菓子と伝統茶のプチセミナー 残1名
◆継続中のお仕事
ナスラックキッチン 韓国料理ブログ執筆&レシピ担当
水刺齋(スランジェ) アドバイザー
慶尚北道聞慶(ムンギョン)市観光広報大使