2016年9月10日聞慶(ムンギョン)・利川(イチョン)・
ソウルツアー2日目。
ランチの後は、聞慶窯(ムンギョンヨ)へ。
無形文化財の陶芸作家・千漢鳳(チョン・ハンボン)先生の窯です。
薪の量に圧倒されますね!
広い敷地にご自宅、聞慶窯、陶泉陶磁美術館を構えていらっしゃいます。
千漢鳳(チョン・ハンボン)先生は
1933年に日本でお生まれになり、千葉県柏市で生活されていたとのこと。
当然ながら、日本語で流ちょうにお話ししてくださいました。
ツアーご参加者に柏出身の方がいらっしゃって
先生は「柏」の言葉に大きく反応。^^
柏での生活は、今でも忘れられないそうです。
お父様が他界され、16歳のときに韓国に帰国。
聞慶で陶芸の修行を積まれました。
その後、1960年代に縁のあった日本から茶碗の注文があったことで
本格的に高麗茶碗作りに取り組み、1972年に聞慶窯をスタート。
1995年に大韓民国陶芸名匠に、2006年慶北無形文化財に
に認定されました。
日本の天皇陛下にも茶碗を献上されていらっしゃって
日本の文化勲章も受賞されているんです!!!
館内はほとんどが写真撮影禁止だったので
写真でその素晴らしさをお伝えできないのが、残念です・・・
ペ・ヨンジュンさんの本「韓国の美をたどる旅」で
千漢鳳(チョン・ハンボン)先生から陶芸を習われたことが
紹介されています!
先生作の茶碗でお茶をいただきました。
内側三か所が模様のようになっていますが
茶碗を重ねて焼くことで、写真のような風合いがでるそうです。^^
粉青沙器(プンチョンサギ)は、青磁から白磁が主流になる過渡期に
生活に密着した陶器として使われていたそうですが
素朴さと品を併せ持っていますよね。
記念に買おうか何度も悩んで、今回は購入をやめてしまいましたが。。。
広報大使としてのご縁もできましたから、再訪したいと思います。^^
自然豊かな聞慶。
おだやかな千漢鳳先生にピッタリの場所でした♪
▼陶泉陶磁美術館・聞慶窯
聞慶市聞慶邑唐浦里137-1
문경시 문경읍 당포리 137-1
TEL:054-572-3090
→ 11月18日(金)~21日(月)
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ナスラックキッチン 韓国料理ブログ執筆&レシピ担当
水刺齋(スランジェ) アドバイザー
韓流ぴあ 韓流女子のお弁当レシピ連載
大韓民国伝統飲食総連合会・東京支会 副会長
慶尚北道聞慶(ムンギョン)市韓国広報大使
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