今日から、スランジェ新宿高島屋店の秋の温活メニューが販売となりました!
今回監修した秋のメイン料理は「タッカンマリ」です! タッカンマリは、ソウルの東大門エリアで大人気の韓国料理ですよね!
「タッカンマリ」という料理名は浸透しつつありますが敢えて説明すると、韓国語では「닭한마리」と書いて「鶏一羽」という意味です。名前の通り、鶏一羽分を煮込んだ鍋。韓国ではタテギという唐辛子ペーストに、自分の好みでからしやしょうゆなどを混ぜ合わせてつけダレを作り、ハサミで切り分けた鶏肉をこのタレにつけて食べます。
また鍋には、鶏のうま味がしみ込んだホクホクのじゃがいもも入っていて、美味しさが足し算ではなく掛け算に。味変でキムチを入れたら、もう無限に食べられてしまう勢いですよ! シメとして鍋にうどんやご飯を入れたら、別腹のごとく入ってしまうから不思議です(笑)
と長々とタッカンマリについてお話しましたが、今回の温活メニューのタッカンマリはスランジェ風にアレンジ! 鳥取県の銘柄鶏である「大山鶏」のもも肉を使いました。本来のタッカンマリは骨付きですが、食べやすいように敢えて骨なしにしています。肝心のスープは厨房長が鶏ガラと野菜をじっくり煮込んだものを使用しているので、コクはばっちり出ていますよ。
タッカンマリと一緒に合わせた野菜は、じゃがいもの他にしめじやエリンギなどのきのこをたっぷり。スランジェ特製のつけダレとともに味わってくださいね。
そして! 写真をご覧になるとわかるのですが、鶏肉の上にのっているニラキムチは、「はじめてキムチの本」に掲載したキムチヤンニョムで作っています!!! このニラキムチで味変しながら、タッカンマリを味わい尽くしてください!!
セットになっているアワビ粥はそのまま召し上がってもよし、タッカンマリに投入して鶏とアワビの相乗効果による味わいを楽しんでもよしです!
また、同じくセットのケールと海鮮のチヂミは、ちょっと珍しいですよね? そしてケールってかたいイメージがありますが、チヂミと合わせているのはやわらかいので、口の中でもさもさしません。ケールの魅力を再発見できる一品だと思います!!
それでは、来週スランジェ新宿高島屋店に行くので、またレポします。秋の温活メニュー、どうぞよろしくお願いいたします!
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