2017年5月7日。
聞慶(ムンギョン)と大邱(テグ)の訪問以外は気ままな韓国旅行。
通常の韓国滞在中は、仕事と研修で身動きが取れないので
なかなか会えない方に会おうと、急きょ決めたのは仁川(インチョン)行き。
いま、仁川(インチョン)は盛り上がってますしね!
下車した駅は、1号線の済物浦(제물포・チェムルポ)駅。
こちらに、ハンサムなハンさんとして人気のソンジンムルトムボンの
韓社長と待ち合わせて、お店に向かいました♪
着いたのはアンコウ通り。数店舗、軒を連ねています。
韓国では一つの店が儲かりだすと
同じエリアで同じ商品を扱う店が集まるという法則(苦笑)
アンコウ通りで老舗中の老舗で元祖。성진물텀벙(ソンジンムルトムボン)
または、一番最初に儲かったお店ともいいます(笑)
1972年創業で、ハン社長の妹のお義父さんが始められたそうです。
入口には、盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の写真~♪
お店にはひっきりなしにお客さんがいらっしゃいました。
なんと、200席もあります!活気がありますね~。
前菜。この中で印象的だったのが、大根入りの甘酢汁っていうのかな。
発酵してなかったので、水キムチではないです。
これが、素朴な味わいなのですが辛い物の箸休めにピッタリでした。
目の前にどーんと出てきた、아구찜(アグチム・アンコウ蒸し)。
辛そうに見えますが、ハン社長の気遣いで辛さ控えめ。
食べ方はそのままでもいいですし、酢コチュジャンでも、わさび醤油でも。
韓国であんこう蒸しといえば、慶尚南道(キョンサンナムド)の馬山(マサン)が
有名ですよね~。
現地で食べた経験はありませんが、ソウルで馬山(マサン)名物を謳っている
あんこう蒸しは何度か口にしまいた。
正直、辛すぎちゃって、あんこうの味が良くわからなかったんです。
辛い物が比較的強いほんだでも辛すぎるとは、相当だと思います。
なので、あんまり良い印象がありませんでした・・・
でも、ソンジンムルトンボンは違いました。
アグチムに対するほんだの印象を変えたのは、控えめな辛さで
あんこうの味が堪能できたことと、ぷりっぷりの食感。
ハン社長によると、お店のあんこうは生を使っているそうです。
馬山(マサン)は乾燥なので、食感の違いが顕著にでたってことですね~。
食べている間、社長が丁寧に骨を取り除いてくださって
お姫様待遇だったのも、美味しさが感じられた要因の一つでしょう(笑)
社長にいただいた、「だから仁川 カフェ&スイーツ」ブック。
出版に至った裏話もたーっぷり聞きましたよ。^^
残ったあんこう蒸しは、形を変えて最後はチャーハンに。
たっぷり旨味を吸ったご飯は、間違いないですね。
韓国のりの香ばしさも加わって、別腹でした(笑)
記念撮影。
この後、韓国らしいポンゲ(稲妻)的な出会いがありました。
つづく。
仁川広域市南区龍現2洞509-17
032-883-1771
地下鉄1号線済物浦(チェムルポ)駅からタクシーで5分くらい
→ 6月3日(土)スランジェの特製ランチ付き!韓国菓子と伝統茶のプチセミナー 満席
→ 9月8日(金)~11日(月)聞慶広報大使・本田朋美と行く聞慶・大邱・陰城ツアー
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◆継続中のお仕事
ナスラックキッチン 韓国料理ブログ執筆&レシピ担当
水刺齋(スランジェ) アドバイザー
大韓民国伝統飲食総連合会・東京支会 副会長
慶尚北道聞慶(ムンギョン)市観光広報大使