慶尚北道ツアーのレポをお届けいたします！
2018年6月30日（土）。
この日は早々にホテルを後にして、朝食のお店に向かいました！
コリアン・フード・コラムニスト八田靖史さんがおススメする慶尚北道ツアー
전통묵집식당（チョントンムクチプシクタン・伝統ムッチプ食堂）。
写真にいらっしゃるのは、ポテサラ男爵の石橋兄さん。
こちらのお店はムクチプとあるように、でんぷんを固めたムクの中でも
特別な料理を出す専門店です！
コリアン・フード・コラムニスト八田靖史さんがおススメする慶尚北道ツアー
お店の中に入ると、カレンダーだらけ。
もらったカレンダーすべて飾っているのでしょう。
これだけずらーっとあると圧巻です！
コリアン・フード・コラムニスト八田靖史さんがおススメする慶尚北道ツアー
おかず６品。
大根キムチ、青唐辛子のみそ漬け、その隣は失念
ふきのナムル、白菜のナムル、たまねぎの和え物。
コリアン・フード・コラムニスト八田靖史さんがおススメする慶尚北道ツアー
お店のメイン料理である「テピョンチェ」です。
キムチチゲとそばムクを合わせたような料理なんですが
由来がなかなか奥深いんです！
栄州は、韓国で初めての私塾である紹修書院が置かれ
儒学者を目指すソンビが多くいました。
王様と結びつきの強い官僚を大勢輩出し、中央で活躍されていた方が
宮中料理のタンピョンチェを栄州に伝え、その後アレンジを経て
郷土料理となったテピョンチョが誕生しました！
コリアン・フード・コラムニスト八田靖史さんがおススメする慶尚北道ツアー
キムチチゲがベースといえても、お肉は少な目。
そばムクがたっぷりで、ムクパプに近いです。
お腹がしっかり膨らんで、カロリーは低め。
ヘルシーな料理ですね！
温かいスープに入ったムクを食べたのは初めて。
地方に行くと初めて口にするものが一杯で、嬉しい驚きです。
コリアン・フード・コラムニスト八田靖史さんがおススメする慶尚北道ツアー
手作りのおぼろ豆腐。
早朝からそばムクとスンドゥブのおぼろ豆腐を作り、午前6時から営業しているそうです。
働きもの！！！
コリアン・フード・コラムニスト八田靖史さんがおススメする慶尚北道ツアー
最初は大豆の味を楽しむために、そのままでいただき
二回目からはピリ辛のタレを回しいれて。
柔らかな味わいのおぼろ豆腐は、タレで味がしまりますね！
コリアン・フード・コラムニスト八田靖史さんがおススメする慶尚北道ツアー
お店のオーナーであるご主人。
八田さんが話を聞いたところ、潘南（パンナム）朴氏（パクシ）の
末裔でいらっしゃいました！！！
全羅南道（チョルラナムド）羅州（ナジュ）が本貫。
調べてみたら、12代王の仁宗（インジョン）と14代王の宣祖（ソンジョ）の王妃二人を
潘南朴氏から排出しているのですね！
コリアン・フード・コラムニスト八田靖史さんがおススメする慶尚北道ツアー
お店の中はカレンダーの他に、こういった先祖の写真も
所せましと飾られていました。
コリアン・フード・コラムニスト八田靖史さんがおススメする慶尚北道ツアー
最後に見学させていただいた、おぼろ豆腐とそばムクの作業場。
歴史ある郷土料理を食べられて、貴重な機会でした！
レポはまだ終わっていませが、今回のツアー映像が完成したと
八田靖史さんとツアーを企画された安井大謙さんから連絡がありました！
動画ですのでお仕事場ではイヤホンをされてご覧になるか
ご自宅でお酒のおつまみにご覧ください♪
→ コリアン・フード・コラムニスト八田靖史がおススメする慶尚北道グルメツアー
慶尚北道栄州市元塘路163番キル24（下望洞316-33）
054-632-9284
★9月8日（土）～11日（月）
★9月15日（土）～17日（月・祝）
聞慶市観光広報大使・本田朋美と行く生五味子エキス作りと伝統餅作りツアー
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→ 7月26日（木）韓国発酵食講座（テンジャン編） 残４名
→ 7月28日（土）韓国発酵食講座（テンジャン編） 残１名
→ 8月11日（土）第4回林シェフとのコラボ！夏の韓国料理を楽しむ会
→ 8月18日（土）韓国伝統茶講座 東洋美食薬膳協会
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ナスラックキッチン 韓国料理ブログ執筆＆レシピ担当
水刺齋（スランジェ） アドバイザー
慶尚北道聞慶（ムンギョン）市観光広報大使
