2月の済州島旅行で食べた食事をご紹介するとか言いながら
忘却の彼方でした(苦笑)
少しずつ、ご紹介したいと思います♪
一食目は済州名物「トゥルチギ」。
韓国語では「두루치기」と書くのですが、単語が辞書に載っておらず
うちの韓国人スタッフに聞いてみても、意味が分からないそうです・・・。
どなたか、カルチョジュセヨ~!
コリアンフードコラムニストの八田靖史さん説明によるトゥルチギは
豚肉とキムチ、野菜などを鍋で煮た料理。または同じ材料を用いて辛く炒めた料理。
慶尚道の郷土料理であるが、慶尚北道と慶尚南道で作り方に若干の違いがある。
慶尚南道では鍋に煮汁をはり、モヤシ、白菜、春菊、シイタケ、豆腐など
たくさんの材料を加えてジョンゴル(野菜、肉などを彩りよく並べ少量の煮汁で
煮ながら食べる鍋料理の総称)のように仕上げ、
慶尚北道では主にキムチと豚肉だけを使用し炒め物のようにして作る。
慶尚道以外ではあまり見かけないが、慶尚道では専門店があり、
また食堂のメニューに並ぶこともある。
慶尚北道式のトゥルチギは、チェユクボックム(豚肉の炒め物)、
あるいはキムチボックム(キムチと豚肉の炒め物)によく似る。
—–
とあります。んが!
済州島はちょっと違いました!
まず、もやし、長ねぎ、大根のピリ辛ナムルが
山盛りででてきました!
最初はこのまま食べるのかなと思いつつ
しばらく箸をつけずに眺めていたところ?
鍋登場!
写真で見えるのはヤリイカ、ムール貝、あわび、バナメイ海老、
シャコのような小さな伊勢エビにようなタク海老、ワタリガニ。
そしてこの下に、黒豚のオギョプサルが隠れております。
これで3人前。豪華過ぎませんか~!!!
少しグツグツ煮込むと、鍋に下に隠れていたヤンニョムが色付き始めて
全体が段々と赤く染まってきました!
ここに、一番最初に出された野菜を一気に投入!!!
さらにグツグツ煮てから、海鮮を上にのせて見栄えよく(笑)
食べる順番としては、固くなりがちな海鮮を最初に食べて
その出汁がしっかりと染み込んだ豚肉へ~。
野菜たっぷりで、色々な旨味がとけあって、辛味は気にならず。
海鮮と豚肉がこんなにも合うなんてビックリで。
あわびは小さめでしたけど、一人丸ごと三個ずつ食べられて
めっちゃ満足。
初めて食べたタク海老が一人1尾しかなくて、これだけが心残りで。
メンバー一同が、タク海老だけはリベンジしないと気が済まない!
という想いで、この店を後にしたのでした~。
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◆継続中のお仕事
ナスラックキッチン 韓国料理ブログ執筆&レシピ担当
水刺齋(スランジェ) アドバイザー
大韓民国伝統飲食総連合会・東京支会 副会長
慶尚北道聞慶(ムンギョン)市観光広報大使