6月3日、「海外韓食教講師教育」プログラム3日目の前半は、ソウルのミシュラン一つ星のファインダイニング「온지음(オンジウム)」にて見学を兼ねた食事会でした!

オンジウムは韓国の衣食住文化を研究し継承しながらも、伝統と現代の融合を追求しています。ですので、オンジウムが表現する料理は、伝統をベース新たな視点で表現しています。

 

「海外韓食教講師教育」プログラム オンジウム

「海外韓食教講師教育」プログラム オンジウム

メニューは、前菜のプガク(米のりを付けて乾燥させてから揚げたもの)やヨモギ餅、トマトの冷たいスープ、海鮮と野菜の冷菜、山芹のチヂミ、テナガダコの炒め物、ホヤとイカの冷菜、麺のように長く切った牛肉焼き、ワタリガニのビビンバ、ごまアイス、韓菓など盛りだくさんでした。

オンジウムでの食事は3回目なのですが、いつも海鮮と野菜の冷菜が印象に残ります。今回の冷菜は海老とアワビ見た目はプリプリで食べるとのやわらかく、トマトをバランスよく組み合わせていて、夏らしさが大いに感じられました。

もう一つ印象的だったのは、餅が最初に出てきたこと。食事の後だとお腹にたまるからという理由でした。納得です!

教育プログラムとはいえ、全く予約が取れないレストランで食事ができて、韓食振興院の院長に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

「海外韓食教講師教育」プログラムそして、3日目後半は梨花女子大学伝統調理科の이승미(イ・スンミ)教授による、郷土料理の講義でした。印象的だったのは、旧盆に食べる餅のソンピョン一つをとっても、地域によって形や使用する材料が異なるんですね。

今回の韓食教育プログラムは、調理実習よりも圧倒的に講義が多くて、ストーリーテリングができるかできないか、韓食の専門家してのポジションがここにかかっていると大いに感じました。今回の経験を今後のイベントに活かせたらと思います!

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