2016年12月20日に行った、ミシュラン二つ星の곳간(コッカン)レポート
パート2をお届けいたします♪
食前茶の済州蘭グリーンティ。
済州蘭は知らなかったので調べてみたところ
一年に10日だけ花が咲くそうです。
緑茶とブレンドしているので、ほのかな甘さが香る
お茶になっていました。
りんご、柿などの果物チップ
ビーフジャーキーのような肉脯(ユッポ)、ぎんなん。
こういった乾き物系は、お酒のおつまみに(アンジュ)に
ピッタリですね~。
ちなみに、韓国には九節板(クジョルパン)という宮廷料理があって
ナムルとクレープ状のミルチョンビョンで巻いて食べるものと
乾き物ばかりを盛り付ける2種類があります。^^
前菜。こういった一口サイズで、色々と盛り付けられているお膳は
女性好みですよね♪
右上から時計回りでご紹介します。^^
イボダンゴという魚の刺身をわかめで巻いたもの。
酢コチュジャンがけです。
長湍豆(チャンダンコン)の冷製スープ。
調べてみたら、この大豆は坡州(パジュ)の特産なんですね~。
レッドキウイの酢の物。
ハタハタの身と卵を合わせた焼き物。
つる人参とプルコギの乾き物。
二つを重ねてジャーキーのようにしています。
蟹の酢の物。
ドライキムチとさつまいも。
白菜キムチの葉の部分をチップ状に干してありました~。
韓牛と餅の蒸し物。
餅の中をくり抜いて、韓牛をつめて煮付けたものですね。
キジのカンジョン。
昔の文献を見ると、北の方ではキジ肉を良く使っていました。
冷麺も、キジ肉、牛肉、豚肉でスープを取っていたそうです。^^
食事をした翌日が、冬至ということであずき粥。
丁寧に裏ごしされたあずきは、とても滑らか。
そして、右は白菜水キムチ。
韓国の飲食店で、キムチが美味しい店はどの料理も良い
という定説があります。
個人的には水キムチがおいしいと
お店の味は間違いないかな~と思っています。
この場合のおいしいは、きちんと発酵させていること。
味を出すために、サイダーや酢を入れる場合があるけれど
やっぱり即席感は否めないし、サイダーが入っていると
絶対に後味に甘ったるさが残るんですよね。
コッカンの水キムチは、時間を重ねた発酵の味でした。^^
蒸した牡蠣の柚子ドレッシングのサラダ。
みかんとぶどうが添えてありました。
柚子の酸味に適度な甘味が加わって
爽やかな一皿でした。
牡蠣と柚子って合いますね~。
つづく・・・。
영등포구 여의대로 24, 전경련 회관 50층
永登浦区汝矣島路24 チョンギョンリョン会館50F
TEL : 02-2055-4445
▼スランジェの特製ランチ付き!韓国菓子と伝統茶のプチセミナー 満席になりました!
2月22日(木)11時~13時
スランジェ新大久保店
参加費:3,500円(当日現金)
記事を気に入っていただけたら、押してくださるとうれしいです♪
◆継続中のお仕事
ナスラックキッチン 韓国料理ブログ執筆&レシピ担当
水刺齋(スランジェ) アドバイザー
大韓民国伝統飲食総連合会・東京支会 副会長
慶尚北道聞慶(ムンギョン)市観光広報大使