2017年5月7日。
急きょ宿泊したのは、ソウル駅から徒歩10分くらいのゲストハウス剛の家。
この日、宿泊者がワタシ一人という贅沢さ。
二人部屋を一人で使わせていただきました。
評判を聞いて、とても楽しみにしていた朝食。^^
日曜日の朝食は、いつも떡국(トックッ・雑煮)なんだとか。^^
中身は、餅、餃子、卵、ネギ。これだけでも十分すぎ!
そして、白菜キムチと白菜キムチチヂミ。
キムチは、少し酸味がでた頃合いで、辛すぎず甘すぎず
塩辛系はそれほど多くないソウルスタイルですね~。
奥さま手作りとのこと。やっぱり市販とは違います!
チヂミがまたまた好みの味で~。
キムチさえ良ければ、余計な調味料は必要ないですし
酢醤油なしで、しっかり味わえました♪
お雑煮の中に、雪だるまみたいな、ひょうたんみたいな形の餅があります。
これは조랭이떡(チョレンイトック)と言って、発祥は開城(ケソン)になります。
餃子入りについても、北朝鮮がオリジンですね~。
このお餅には、怨念の意味合いがあって(笑)
李氏朝鮮の創始者である、李成桂(イ・ソンゲ)は高麗の将軍として活躍し
政権を掌握した後、王を廃位させました。
女真や倭寇との戦闘では、先頭に立っていたわけですが
軍に駆り出されていた男たちの家族が、李成桂(イ・ソンゲ)を憎んで
彼を餅になぞらえました。
ひょうたんのくびれの部分は、首なんです。
ここに箸や包丁をのせて、李成桂(イ・ソンゲ)の首切りの真似事をしていたとか。
恨みつらみたっぷりのチョレンイトック。
美味しくいただきました(笑)
ソウル市龍山区厚岩路30キル17-401
02-774ー0351
ソウル駅12番出口より徒歩10分
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◆継続中のお仕事
ナスラックキッチン 韓国料理ブログ執筆&レシピ担当
水刺齋(スランジェ) アドバイザー
大韓民国伝統飲食総連合会・東京支会 副会長
慶尚北道聞慶(ムンギョン)市観光広報大使