今日は6月のソウルレポをお届けいたします♪
2018年6月17日(日)。
韓国料理研究家の仲間と一緒だったので、食に関してはほぼ妥協がなく(笑)
ソウル旅行の最後の食事は、宮廷料理のコースをいただける
必敬斎(ピョルキョンジェ)で。
予約が必要なので、ネット予約できるサイトを見つけたのですが
なぜかログインできず(泣)国際電話は避けたかったので、
コネストの韓国レストラン・グルメ予約代行サービスを利用しました!
ブログ記事の執筆のために改めてページを見たら、4名までは1回490円ですね。
レートの関係だと思いますが、私がお願いしたときは「500円」でした。
依頼したらすぐに対応していただけたので、予定が組みやすかったです。^^
必敬斎(ピョルキョンジェ)とは、「必ず目上の方に尊敬の心を持たなければならない」
という意味を持ちます。
建物は1987年に韓国文化観光部より、韓国伝統建造物第1号に指定されました。
李氏朝鮮時代の15世紀に、世宗大王の五番目の息子である
廣平大君(カンピョンテグン)のひ孫「定安副正公・李千壽(イ・ジョンス)」が建立。
その後、19代にわたって宗家の人たちが暮らしてきましたが
この間に一部は失われて、1994年に解体、復元されたそうです。
食事の後に庭を回っていてお墓があるのに気が付きました。
その時はどなたのお墓かわかりませんでしたが、今回この記事を書くにあたり
世宗大王の五番目の息子、廣平大君(カンピョンテグン)のものだと知りました。
私たちが通された個室。
趣がありますよね!
隣の部屋からは子どもたちのにぎやかな声が聞こえ、大人数で
お祝いしていたようです。
婚約式をされたであろう、美しい韓服をまとったカップルと
家族もいらっしゃったので、必敬斎は韓国の方にとっても特別な場所なんですね。
選んだコースは죽정식(チュクジョンシク・竹定食)、84,000ウォン。
左側の美定食54,000ウォンは平日のみになってます。
かぼちゃ粥。
季節の冷菜ということで、海鮮は白身魚と海老。
ポッサムキムチ。結構な大きさで迫力ありました。
中に入っている海鮮は海老、イカ。
クルミなどのナッツもふんだんに入っていたので
色々な食感が楽しめました。
キムチ汁はやや甘め。
全体的に韓国料理は甘味が強くなっている印象があります。
おかずはジャコの炒め物、きゅうりキムチ、白菜キムチ
ごぼうとれんこんの煮物。
必敬斎では前半にパンチャンがでるスタイルなんですね。
行者にんにく、にんにく、エリンギのしょうゆ漬け(チャンアチ)。
きのこ類のチャンアチって何度か食べているのに
思い起こしてみると、自分で作ったことがなかったですね(驚)
韓国ではきのこも生で食べるほど。
最初経験したときは驚きましたけど、それだけ新鮮さを
アピールできるってことですね。
きのこをチャンアチしたら、漬け汁に旨みも浸透しますから
他の野菜と一緒に漬けるといいでしょうね♪
韓国かぼちゃ、桔梗の根、青菜(白山菊?ww)のナムル。
タコのお刺身。生とは異なり加熱したものを、熟鱠(スッケ)といいます。
酢コチュジャンが合いますね♪
辛子醤油でいただく七節板(チルチョルパン)。
牛肉、にんじん、ごぼう、紫キャベツ、錦糸卵、韓国かぼちゃと
中央にクレープ状のミルジョンビョン。
家屋は伝統的な趣を持ちながら、料理は現代的な食材を取り入れていますね。
にんじんは歴史が余り古くないですし、紫キャベツにいたってはですもんね。
先日、飲食味汁方(ウンシクティミバン)で、五色の赤として
何を使ったのか教えていただきました。
この説はいままで聞いたことがなかったので、深い感銘を受けました。
五色についての話はまた改めて。
必敬斎のお料理レポは、まだ続きます♪
ソウル特別市江南区水西洞739-1
02-445-2115
12:00~22:00(ブレイクタイム15:00~18:00、ラストオーダー13:30、20:00)
地下鉄3号線水西駅1番出口より徒歩10分
★9月8日(土)~11日(月)
★9月15日(土)~17日(月・祝)
聞慶市観光広報大使・本田朋美と行く生五味子エキス作りと伝統餅作りツアー
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→ 7月26日(木)韓国発酵食講座(テンジャン編) 残4名
→ 7月28日(土)韓国発酵食講座(テンジャン編) 残2名
→ 8月11日(土)第4回林シェフとのコラボ!夏の韓国料理を楽しむ会
→ 8月18日(土)韓国伝統茶講座 東洋美食薬膳協会
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水刺齋(スランジェ) アドバイザー
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