6月7日(金)に募集スタートしました
お陰さまで、募集開始後12分で満席となりました。
多くの方に関心を寄せて頂けて嬉しいです。
ありがとうございました。^^
同じ内容の開催をご希望される方がいらっしゃいましたら
第2弾を検討いたします!
慶尚北道つながりで、今日は先日のツアーレポをお届けいたします!
2019年5月19日(日)。
安東(アンドン)で朝食を済ませた後、英陽(ヨンヤン)に移動しました。
ツアー最大の目的である、飲食知味方(ウンシクティミバン)の
再現料理を食すこと。
韓国料理の仕事をしていると、知識として外せないのが飲食知味方です。
安東張氏(アンドンチャンシ)だった張桂香(チャン・ゲヒャン)さんが
載寧李氏(チェリョンイシ)に嫁ぎました。
張桂香先生が70歳を過ぎた頃、1670年頃ですね。
後世に残そうと両班の料理、発酵調味料、保存方法などを
ハングルで初めて紹介した書が飲食知味方です。
昨年、八田靖史さん企画のFAMツアーで訪れてから
再訪の機会を心待ちにしていました。^^
張先生のご主人である李時明(イ・シミョン)先生が
1940年にトゥドゥル村を載寧李氏の住処として開拓しました。
食事場所の「知味館」。
この日は日曜日だったので、第13代宗婦のチョ・キブン先生は
不在でした・・・。
十分な食事がとれなかった避難民にふるまったどんぐり粥。
でんぷんで固めたムクは何度も食べていますが
粥は再現料理でしか味わったことがありません。
両班のご婦人たちの役割は、一年を通じた発酵調味料や保存食作り
そして、来客へのおもてなしと共に
貧しい人たちに仕事や食事を分け与えることも重要でした。
ジャコの炒め物と、行者ニンニクのしょうゆ漬け。
水キムチのナバクキムチ。
薄く粉唐辛子が入っています。
正確に言うと、飲食知味方以後のキムチですね。^^
甘香酒(カミャンジュ)。
スプーンですくって食べるマッコリの一つです。
男性の前で堂々とお酒が飲めなかったご婦人たちのお酒です。
梨花酒(イファジュ)に似ています。^^
米と麹の甘味が感じられます。
アルコール度数はワイン以上あると思うので
少量でもふわっ~と酔います。
ざくろの形を模したマンドゥ(餃子)スープです。
中身は雉肉、しいたけ、芹、豆腐などが入っています。
前回はこの料理の代わりに、魚の身を皮にみたてた
オマンドゥでした。
春雨を使っていない雑菜(チャプチェ)。
といいますか、チャプチェに春雨が入るようになったのは
まだ100年程度ですね。
中心にあるのは、またまた雉肉。
北朝鮮もそうですが、昔は雉を使った料理が豊富にありました。
岩茸、鶏頭の花で染めた大根(元々は冬瓜)
きゅうり、ききょうの根、しいたけ、芹、エリンギ、
ワラビ、ほうれん草、大根。
韓国料理は五味五色ですが、唐辛子が入る以前は
赤いものが少なかったので、素材を花で染めていたんですね。
混ぜ合わせると写真の通りです。
鶏頭で染めた赤が、ビジュアルのアクセントになっていますね。
現代のチャプチェとは異なり、醤油の味が際立つことなく
柔かい味わいでした。
飲食知味方レポはまだまだ続きます♪
先日お伝えしました、開城チュアクと五味子正菓を作る会の募集を
6/12(水)22時よりスタートいたします。
韓菓作りに興味のある方に、ぜひお越しいただければと思います。
食べるの専門の方でも大丈夫です♪
7月15日(月・祝)開城チュアクと五味子正菓を作る会 ガーデンキッチン御苑EAST
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★アメブロ版!韓国料理研究家・聞慶市観光広報大使 ほんだともみのコリアンワールド
→ 6月22日(土)第3回ポテサライベント ハンコック 満席
→ 7月13日(土)韓国菓子と伝統茶のプチセミナー スランジェ新大久保
→ 7月15日(月・祝)開城チュアクと五味子正菓を作る会 ガーデンキッチン御苑 EAST
→ 7月20日(土)慶尚北道料理で夏の韓国料理を楽しむ会 ハンコック
満席
→ 7月25日(木) 韓国発酵食講座(テンジャン編) テーハンミング別館
→ 7月27日(土)韓国発酵食講座(テンジャン編) テーハンミング別館
→ 8月31日(土)韓国餅と韓菓でつながる会
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- 慶尚北道聞慶市広報大使, 韓国料理研究家・本田朋美(ほんだともみ), 韓国旅行, 慶尚北道