先日スーパーでキンカンを見つけたので、韓菓(ハングァ)の一つである正菓(チョングァ)を久しぶりに作りました♪
作り方はキンカンを洗ってヘタを取り半分にカット。種を取り除いてから、砂糖水でコトコト煮ては冷ましての繰り返し。キッチンで金柑の爽やかな甘い香りが広がりました〜。
キンカンは煮た後に乾燥させます。色は当初よりも濃くなりました。きび砂糖を使ったんです。そして本来は程よく乾燥させたら完成ですが、この後もうひと手間かけまーす!
ここで、ちょっとしたお話を。正菓で一番高価なのは高麗人参です! 正菓作りに使う砂糖はいまでこそ安価ですが、朝鮮時代は高価だったので、王族や貴族の両班(ヤンバン)の人たちでなければ、高麗人参の正菓を見るのも食べることもできなかったようです。
ハチミツ水で煮詰める方法もありますが、朝鮮時代はハチミツよりも砂糖の方が貴重だったそうですよ!
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