11月3日の文化の日に開催した
【エンタメ韓国・韓国ドラマ「拝啓、ご両親様」で、字幕翻訳の世界を知ろう!】
は、盛会に終わりました
韓国ドラマファンの方々、韓国語の聞き取り力をアップしたい方
字幕翻訳者を目指す方、また現翻訳者の韓国の方がお越しくださり
参加の目的は実にバラエティに富んでいました。
私の簡単な挨拶が終わってから、字幕翻訳者の岩井さんと
ほんだのトークショーがスタート
岩井さんの韓国語を学習したきっかけ、字幕翻訳者を目指した理由
失敗談、嬉しかったこと、そして現実的な収入の話にまで至りました。
実務的な話は後でということで、一度質疑応答タイムを設けたところ
次から次へと質問が飛び交い、みなさまの興味の高さが伺いしれました
それから、3~4人毎にグループになり、「拝啓、ご両親様」の1シーンを見て
実際に翻訳をするというワーク。
韓国語のセリフに大まかな日本語訳を用意していましたが
ここでのポイントは、文字数に当てはめて翻訳するということ
○秒のセリフには、○文字までという決まりがあるからですね。
みなさま、膝を付き合わせながら、ああでもない、こうでもないと
筆記用具を片手に翻訳する様子は、実に和気あいあいとしていて
楽しそうでした
グループワークの後、株式会社コリア・エンターテイメント
のマネージャーさんが
日本で初めて放映された韓国ドラマ「イヴのすべて」の裏話
コリアエンターテイメントの社長さんとペ・ヨンジュンさんの関係
韓流ドラマ以降のドラマの傾向についてなど
私も耳をダンボにしながら聞き入ってしまいました
イヴのすべては、冬のソナタ以前(韓流ブーム以前)に
20話のところ、10話に少なくしてテレビ朝日で深夜放送されたそうで
イヴラーという言葉も生まれたとか。
マネージャーさんの話が終わると、グループワークの日本語訳を
なんと!映像にのせて見るという、今回の企画で一番の目玉
マネージャーさんのお話の最中、翻訳者の岩井さんがチマチマと
SSTという翻訳システムに入力してくださったのです。
そして、翻訳のルール、文字数に当てはめるコツ、助詞の使い方
ひらがなと漢字のバランスなど、とても分かりやすく説明してくださいました。
韓国語を日本語に訳すとき、呼称が一番難しいそうです。
人の呼び方もそうですが、例えば料理。
今では「クッパ」は一般的に日本人の間で通じますが
認知度が低かったときは、「汁飯」に置き換えていたとのこと。
そして、認知度があがったとみなしたら「クッパ」と
そのまま使うとか。
最後の30分は、みなさんでお茶会となりましたが
ここでも岩井さんやコリアエンターテイメントの
マネージャーさんへの質問は途切れず・・・。
会場の時間制限がなかったら、私自身ずっと聞いていたかったです
クリックとしていただけると、嬉しいです♪
(韓国料理関連の記事ではありませんが・・・)