昨日、11月29日はサロンオフィスの引っ越しでした。
一部の家財を除いて8割程の荷物を自宅に持ち込んだら
我が家のリビングは足の踏み場もなくなり
ワンコさえも圧倒されて、呆然としておりました(笑)
そして、11月30日本日、不動産会社にカギを渡して
つながるハングルの渋谷サロンオフィスは、クローズとなりました。
渋谷にオフィスを構えて、2年4ヶ月という短い期間だったので
正直なところ、去っていく寂しさはありませんでした。
ここで多くのご縁が生まれたことを、心から嬉しく思っています。^^
株式会社つながるハングルは、決算の関係で今年一杯続きますが
12月2日から、新たな職場であるJKフードに籍を置きますので
ほんの一部を除いて、仕事の内容ががらりと変わります。
いままでは、料理教室やイベントなどのBtoCがメインでしたが
今後はスーパーやバイヤーに対する営業、ベンダーとの商品開発
そして、団体へのケータリングサービスといった、BtoBが中心です。
自分がやりたかった仕事に、取り組むことになります。
2016年は、本当に忘れられない一年になりました。
今年の春まで、会社を含めた自分自身も
調子よく進んでいたところに、韓国料理コンテストの予選敗退。
お店の方たちにはかなわないと、実力不足を目の当たりにしました。
初夏に、全州大学の韓福眞(ハン・ボクチン)教授が
ご縁あって渋谷オフィスにお越しくださいました。
そのときに、いただいたアドバイスが胸に突き刺さり
栄養学から勉強しなくては、先はないと思いました。
そして、8月。
今年から始めた辻調理師専門学校の通信講座の一貫で
日本料理のスクーリングを受けたときの衝撃。
世界の辻といわれる所以がわかりました。
食の根本を学ばなくては!と思い詰めていたときに
今年の春から夏にかけて、つながるハングルの売上は低迷し
今後の展開についても、頭を抱えました。
そんなとき、崔誠恩(チェ・ソンウン)先生に、会社が厳しいと
相談したところ「JKフードと合併しよう!」と持ちかけられました。
正直、自分一人がもっと頑張ったら、つながるハングルは
細々と続けられたと思っています。
でも、崔先生から合併の話があがったとき
自分が来年50歳を迎えるにあたって、動ける時間が限られていると思ったら
崔先生からの申し出もありだなと。
先生の会社だったら、きちんと食について学べる上に
自分が今やりたいことに取り組めると考え、今回の決断に至りました。
決断から昨日の引っ越しまで、比較的冷静に取り組んできて
後悔や寂しさはありませんでした。
でも、今日になって!
いまは別々の道を歩んでいるけれど
つながるハングルを一緒に始めた相方くんのことが想い浮かび
ちょっと切なくなりました。
渋谷のオフィスは2年4ヶ月だったけど、つながるハングルは
10年続いたんです。
たくさんの人たちにお礼を言いたいけれど、今日一番お礼を言いたいのは
相方だった、たいしくんです。
たいしくん、ありがとう。
これからも見守ってください!
株式会社つながるハングル
代表取締役 本田朋美
◆継続中のお仕事
ナスラックキッチン 韓国料理ブログ執筆&レシピ担当
水刺齋(スランジェ) アドバイザー
大韓民国伝統飲食総連合会・東京支会 副会長
慶尚北道聞慶(ムンギョン)市観光広報大使