2月20日(火)~24日(木)に行った韓国コース料理教育プログラムは
無事に終わりました!
今回も事務局を担当いたしました。
招聘した趙希淑(チョ・ヒスク)教授は、平昌(ピョンチャン)オリンピックで
VVIPの晩さん会で料理を担当され、来日直前までご多忙でした。
来日の前々日と前日に、教授とレシピのやり取りをして
翻訳作業のために私も久しぶりに寝る時間を削りましたが
教授の忙しさから比べると、大したことないですね!
今回のプログラムでは、私から数種類の料理をリクエストして
教えていただきました。
からすみ茶食(タシク)。
茶食は基本的にお茶菓子ですが、これは주전부리(チュチョンブリ)と呼ばれる
お酒のおつまみです。
上の白い部分は松の実の粉で、下の部分がからすみをおろしたもの。
チョ教授の韓食工房と、チョ教授の後輩であるソ・ミョンファンシェフのところで
いただいたのが忘れられず。
からすみは韓国には養殖がなく、本当にお高いそうで・・・。
考えてみたら、やや無茶なリクエストだったと心を痛めた一方で
実現していただけたことに、感激しました♪
肉脯(ユッポ)。これも、お酒のおつまみですね。
婚礼の儀式であるペベクでも用意されるのが、肉脯(ユッポ)です。
以前に一度習ったことがあるのですが
そのときはバタバタしていて、頭にインプットされなかったんですよね(笑)
今回は教授の下準備の丁寧さにより、噛めば噛むほど
上品な肉の旨味が感じられました!
クルミのお菓子である、ホドゥカンジョン。
これは特に難しいわけではありませんが、10月に教授のお菓子を
初めて習ったのがきっかけで、教授のホドゥカンジョンを食べてみたかったんです(笑)
やっぱり違いました!
もともとクルミ好きではありますが、手が伸びて伸びて止まらない美味しさ。
今回は教授をリスペクトする意味でも、3月の韓国菓子と伝統茶のプチセミナーは
ホドゥカンジョンを紹介することに決めました!
そして、牛足のにこごり(チョッピョン)
これは~!一番最初に食べたのは、崔誠恩(チェ・ソンウン)先生が作ったもの。
最近では、ソウルのオンジウムでいただきました♪
半日かけて牛足を煮込んで、ゼラチンにように固めて約半日。
牛足は汚い部分とか毛とか、丁寧に細かく取り除かれていた様子に
目が丸くなりました。
オンジウムはチョ教授のレシピを元に料理を出しているので
再び味わえたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。^^
教授は惜しみなく色々なことを教えてくださいました♪
受講費が高いという声をいただきましたが
韓国のトップ3に入るシェフですから、あの金額は当然だったかなと。
また、教授が自腹で韓国からアシスタント2名を連れてきてくださったお陰で
プログラムはスムーズに進行しました。
今回、色々な料理を習いましたが、一番学んだのは「人望」です。
びっくるするほど謙虚で、後輩の面倒見もよく、他人のふんどしで相撲は取らない
器が大きくて本当に素晴らしい方ですね。
尊敬できる存在は、自分の発言や行動も見直す指針となります。
つたない韓国語で色々とお話をしましたが、教授ともっともっと
コミュニケーションしたいので、韓国語もブラッシュアップしたいと思います。
今回ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!
いつもクリックで応援いただき、ありがとうございます♪
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→ 3月21日(水・祝)韓国菓子と伝統茶のプチセミナー スランジェ新大久保
→ 3月31日(土)韓国発酵食講座 満席
→ 4月21日(土)伝統料理とモダン韓食 ハンコック
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水刺齋(スランジェ) アドバイザー
大韓民国伝統飲食総連合会・東京支会 副会長
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