昨日、フリーランス料理人の鄭大羽(チョン・テウ)さんと中村葡萄酒企画さんのポップアップイベントへ行ってきました♪
テウさんを初めて知ったのは、テレビ番組の「CHEF-1グランプリ2022」。全国ファイナリストとして出場されている所を拝見したんですね。その後、共通の知人がいることを知って、一度テウさんが作る料理を食べてみたいと思っていました。^^
イベントはモダンコリアンとワインのペアリング。どれも目から鱗が落ちるアイディアで斬新でした!
一品目は『カンジャンセウタコス』。カンジャンセウは海老のしょうゆ漬けですね。メイン食材の海老は「幸(ゆき)えび」。静岡で養殖していて、出荷のときに瞬間冷凍しているので生食ができるのだとか。
タコス生地の上に塗ってあるのはコチュジャンとクリームチーズを合わせたソース。ここに幸えびのしょうゆ漬け、干し柿、生柿、パクチー、みょうが、エゴマの実、かぼすエキス、ごま油、ごまがのっています。
パクチーとみょうがってどちらも香りに個性がありますが、一緒に食べても喧嘩しないのだとわかりました。コチュジャンとクリームチーズの割合も絶妙。この料理のイメージはクジョルパンですね。
ペアリングのワインは「マーレ・ノストラム・ロゼ」。爽快な辛口です。本来は泡からスタートですが、今回は順番を変えられたそうです。
2皿目は『ヤマメと水キムチ』。奥多摩で獲れたヤマメを軽く燻製にしているそうです。組み合わせの野菜と果物は、赤・白・黄色のカブ。黄色は水キムチにしたもので、赤はナムル仕立てという細かい工夫。他には洋梨、ホワイトセロリ、ザクロです。ザクロが入ると宝石のほうで美しい上に、プチプチ感と優しい甘味がポイントになりますね。
ベースのスープが水キムチで、なんと洋梨とカブの葉でできているんです。カブの葉の使い方って結構難しいと思っているのですが、ちょうど良い主張にまとまっていて美味でした。^^
ペアリングのワインは、Itinera (Itynera) Prosecco Treviso Brut。フルーティーでさらりとした飲みごたえでした。
レポはパート2に続きます!
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